音楽ものがたり

セロ弾きのゴーシュ

 

◆ものがたり

活動写真館でセロを弾くゴーシュは下手くそで、楽長さんにしかられてばかり。

夜、家で練習していると、動物たちがやってきてゴーシュに演奏を頼みます。 

動物たちと練習を重ねたゴーシュは演奏会で見事に演奏し、アンコールでソロを演奏します。

 


下タ村裕樹 チェロ

愛知教育大学国際文化コースを卒業後、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程を修了。

2016年、ニューヨーク・マンハッタンの聖バーソロミュー教会のミサにて演奏。また、Beth Israel 病院にて演奏。

2018年より、年に1回のペースでリサイタルを開催

現在、名古屋・刈谷・豊田を中心に、ソロや室内楽、オーケストラなどで演奏活動をしながら、後進の指導にあたっている。

守光明子 ピアノ

愛知県立芸術大学・ドイツ国立デトモルド音楽大学を最優秀で卒業後、同大学にて伴奏助手を務める。

第4回現代音楽インターブレタチオンコンクール(ドイツ)第2位受賞。平成21年度名古屋市民芸術祭審査員特別賞受賞。

ソロや室内楽、合唱ピアニストとしての活動の他、演劇との共演など多岐にわたる演奏活動を行っている。

Musikusus(ムジクス)代表。

杏華 語り手

兵庫県尼崎市ピッコロ演劇学校で4年間学び、劇団「La.Gouda」を

経て、2003年兵庫県立ピッコロ劇団に入団。俳優のほか、演劇学校の助手、

高校の演劇授業の講師などとして活動。

20243月退団。現在は愛知県在住。


賢治さんと「ゴーシュ」

「セロ弾きのゴーシュ」は、賢治さんが亡くなった翌年、1934年に発表されました。賢治さんは自分でもチェロを練習し、自作の詩に曲をつけていたそうです。東京の新交響楽団の練習を見学し、楽士の大津三郎に指導も受けたこともあります。

「セロ」はフランス語で「チェロ」。「ゴーシュ」もフランス語で「左」「左利き」という意味です。「頑固者」とか「無器用」という意味もあるそう「です。チェロの「ゴーゴー」という音の響きから、主人公の名前をつけたともいわれています。

 演奏曲

 星めぐりの歌・月夜の電信柱(宮沢賢治作曲)

 第六交響曲「田園」(ベートーベン作曲)

 無伴奏チェロ組曲プレリュード(バッハ作曲)

 月の光(ドビュとらッシー作曲)

 白鳥(サンサーン作曲)

 インドのとら狩り(林光作曲)