演劇企画ポカラの会

青少年・大人向け演劇の企画・制作を目的に2015年に設立しました。小人数編成で 小会場でも 本格的な演劇を上演できるスタイルを模索しています。 

なんでも

はじめはいっぽから 


※各作品のダイジェスト動画はそれぞれのページにÝoutubeのリンクがあります。   


NEWS2024

▢ポカラが参加している「愛児協」(愛知児童。青少年舞台芸術協会)の40周年合同公演が2025年夏に行われます。8月2日に天白文化小劇場で初演をあけ、その後、9月中旬まで各地で巡演します。どうぞご期待ください。作・演出は佃典彦氏。怪人20面相と少年探偵団をテーマに、虚実ないまぜのドラマが繰り広げられます。6団体から20名以上の出演者が結集します。愛児協のHPはhttps://aichijidoseisyonen.wixsite.com/homeです。

▢ 6月14日(金)名古屋市中区老松小学校にて「音楽ものがたり・くるみわり人形」公演が行われました。午前・午後の2回公演。名古屋は今年最高の33度、梅雨入り前ですが湿度も高く、控えの放送室は空調もなく、防犯のため窓も開きません。演奏者が熱中症にならないか心配でした。

体育館の窓は全開、折角の照明も効果なし。子どもたちは、水筒とうちわを持参、大型扇風機6台がまわるなか、汗をふきながら熱心に聴いてくれました。

半年ぶりの学校公演でしたが、1学期公演は温暖化対策が必要ですね。

▢松本英司が療養中のため、2025年おやこ劇場企画への提出をとりやめました。お医者様と相談しながら「音楽ものがたり くるみ割り人形」「イーハトーブのふたつのお話」の上演はすすめています。またご希望があれば「出前おはなし会」も続けたいと思っています。どうぞお声がけください。

 

▢2023年度最後の3月は「イーハトーブのふたつのお話」を4例会で上演しました。

 10日(日)和歌山、16日(土)豊中・池田、24日(日)新城、30日(土)瑞浪のおやこ劇場の皆さんにお世話になりました。写真は豊中・池田おやこ劇場のインスタグラムです。皆さんが猫の仮面をしているのではありませんよ(私も一瞬、あれ、いつの間にお面かぶっていたのかしら?と驚きました)。

「イーハトーブ」は小さい人達から大人まで楽しんでいただける作品なので、OBやご家族のビジター参加も多いようです。

1部の「まつりのばん」は子どもには難しい言葉も使われていますが、色あざやかな「ガラス絵」に集中してよく聴いてくださいます。時には寝転がって…。昨年リニューアルして、ぎんこが付け音やプロジェクター操作、照明操作をする様子も丸見えです。私もお客様の反応を楽しみながらやっています。次のシーズンは2025年3月です。

▢昨年11月27日、「弟の戦争」の台本・演出の木村繁さんが逝去されました。2024年4月26日東海市芸術劇場多目的ホールにて、新作「ふきと九郎次 馬ぬすびとより」の初演を予定していました。突然のことに二人ともぼう然としています。松本はむすび座で「つめをなくした鬼」「花まつり」「父と暮せば」などでお世話になりました。ご冥福をお祈りします。

NEWS2023

□事情により、来春予定していた新作公演を延期させていただきます。詳細はまたお知らせいたします。

□8月31日、長久手こどもデイサービス「ポカラポット」にて「まっつあんのおはなしおはなし」と「紙コップ人形づくり」を行いました。夏休み最終日、午前中は自分たちで、内装のペンキ塗りをした子どもたちは、東北の昔話を楽しみ、人形作りに取り組みました。

2024年春新作「ふきと九郎次」を上演します。

原作は平塚武二の「馬ぬすびと」。今昔物語集から東北の「馬」伝説を題材にした児童文学です。(発表は1959年)。平塚武二は教科書に掲載された「玉虫の厨子」などが知られています。

〇2024年4月26日(金)午後2:30/午後7時開演予定。

〇東海市芸術劇場多目的ホール

〇台本・演出 木村繁

〇人形美術 阪東亜矢子(JIJO)

〇照明 御原祥子

〇音響 四方あさお

〇宣伝美術 立松康博

〇出演 松本英司 まつもとぎんこ

4月のWSで、糸あやつり人形を使うことになりました。10月のプレ稽古で詳細が決まります。ご期待ください!

□「いいだ人形劇フェスタ2023」は厳しい暑さの中、最終日8月6日(日「弟の戦争」を上演しました。名古屋からご来場くださった皆さん、遠く岩手県遠野市(松本の出身地)から駆けつけて下さった方もいらっしゃいました。ウクライナ侵攻が続き、広島に原爆が投下された8月6日の上演。いつもよりいっそう緊迫した客席でした。ありがとうございました。

信濃毎日新聞の取材があり電子版に掲載されました。

今年は9月30日の松江おやこセンターの例会があります。

<信濃毎日新聞デジタル>

飯田下伊那地域で開催されている人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2023」は6日、閉幕した。最終日は名古屋市を拠点に活動する「演劇企画ポカラの会」が、英国人作家のロバート・ウェストール原作で、湾岸戦争をテーマにした「弟の戦争」を上演。子どもの目線で描く戦争を扱った劇を、来場者は真剣なまなざしで見つめた。

 弟の戦争は、1990年8月のイラクのクウェート侵攻後、英国の12歳の少年アンディにイラクの少年兵ラティーフが乗り移る物語。兄トムがその様子を見守りながら、戦争の実態に触れていく。同会代表の松本英司さん(73)がアンディの人形を操り、他2人のメンバーと演じた。

 両親はアンディを精神科病院に入院させるが、アンディは枕を塹壕(ざんごう)に見立てて戦う。ラティーフが多国籍軍による空爆で亡くなると、アンディは大声を上げて倒れる。

 上演後、松本さんは、アラビア語のあいさつに使われる「アッサラーム・アライクム」は「あなたの上に平和を」という意味だと説明。「今日はこの言葉を持ち帰ってください」と結ぶと、客席から拍手が湧き起こった。飯田市鼎下山の斎木稔貴さん(36)は「戦争当時、自分はテレビで見ていた側。戦場でない場所と戦場のギャップがうまく表現されていて物語に引き込まれた」と話していた。

□「いいだ人形劇フェスタ2023」にて「弟の戦争」を上演します。

8月6日(日)14:30開演です。入場料は1500円(一律)。

2020年にも参加が決まっていましたが、コロナ感染拡大により中止。ようやくポカラとしてははじめての参加が実現しました。飯田人形劇場は大好きな小屋なので楽しみにしています。

「弟の戦争」は2019年秋に初演後すぐにコロナ拡大。数えるほどしか公演できませんでしたが、ウクライナ侵攻後は舞台・客席ともども緊張感にあふれた上演が続きました。2024年度にて終演予定です。ぜひお出かけください。そのほか120以上の公演。W・Sが予定されています。 

□おやこ劇場2023年度はじめの例会は6月24日(日)長野県更埴おやこ劇場です。

5月27日(土)夜リモートによる「事前交流会」が行われました。ポカラの設立、「イーハトーブのふたつのお話」をつくることになった動機などお話しした後、松本によるチェロの演奏、参加者の皆さんの質問にお答えするという流れ。2月のリモート「冬の集い」でお会いした方もチラホラ。対面だったらきっと参加できない(しない?)だろう中高生とお話できて良かったです。

「チェロの音が流れてきた時、夜空がウワーとひろがるような気がした」という感想も。

コロナによって新しく獲得した「方法」。うまく付き合っていきたいですね。

▢2023年4月2日(日)大津市民会館小ホールにて大津おやこ劇場例会「イーハトーブのふたつのおはなし」公演。ようやくコロナによるマスク規制も解除され、プレゼントも手渡しでいただきました。ロビーも客席もうきうきした雰囲気のなかで上演。小さな人たちも集中してお話に耳を傾けてくれました。

今回の稽古で、美術も含め、大幅にリニューアルしました!6月末からは長野での公演が続きます・

□2022年8月6日 知多こども劇場例会「弟の戦争」のための事前学習会「世界地図を描こう」を行いました。

(上演は2022年9月23日アイプラザ半田にて)




「まっつあんのおはなしおはなし」

 コロナ禍に始めた「出前おはなし会」が好評だったので、ひきつづき上演しています。「イーハトーブ」と組み合わせて低学年向けとして取り組んでくださる劇場もあります。詳しくは活動予定のページへ。

 ワークショップ

人形を作って人形劇ごっこを楽しんだり、

表現ワークショップや

ミニ朗読講座など

どうぞご相談ください。